恩師の死。
昨年6月の母の死。
震災。
今年5月の父の死。
うーん、このところ色々とヘビーなことが多かった。
特に両親のことは、
植木に水をやってても、料理してても、TV見てても、洗濯してても、
その都度顔が浮かんできてしまう。
いまも毎日。
でもそのかわりに、姉や親族はじめ多くの人達が気遣い、支えてくれた。
本当にありがたいと思う。
先日、四十九日&一周忌を終えて、ようやく落ち着いた。
・・・ところだったのだけれどここ数日、
宮尾すすむさんの死。
* 息子さんの言葉「ありがとう、ごめんなさいしか浮かんで来ない」
* あー私と同じだー。
原田芳雄さんの死。
* つい先日TV(ボクらの時代)で元気なお姿を拝見したばかりだったのに。
とある知り合いの方のお父様の闘病。
ノルウェーのテロ。
それらの事柄が一気に押し寄せて来て、なんだか滅入ってしまっていた。
で、なんとなくTV観たり、
用もないのに出かけたり、
あとはぼーっとしたり、してた。
そしたらとても強くやさしくかっこいい人たちの言葉に出会えた。
忘れないように、それから、誰かの支えになればいいなと思うのでメモ。
ノーマン・ミネタ
「恐怖は無知からくる。まずは知ること。そしてそれを他の人たちに伝えること」
「Try 50% harder.」(日系人という”ハンデ”をどう乗り越えたのかを問われて)
「Do the right thing.」(批判にさらされても訴え続けた理由を問われて)
※以上、ミネタさんに関するドキュメンタリーより。
「渡辺 謙 アメリカを行く "9.11テロ"に立ち向かった日系人」
http://www.nhk.or.jp/kenwatanabe/
2011.8.15 再放送予定 on NHK総合
ノーマン・ミネタ:
9.11テロの時のアメリカの運輸長官。日系二世。
幼い時の日系人強制収容所での体験を元に、強制収容に遭った人達の名誉回復に努めた。また、テロ後のアラブ系・イスラム系の人たちに対する人種フィルタリングに、多くの批判にさらされながらも反対し続けた。
想田和弘
「『観察』の対義語は、『無関心』ではないかと、ある人が言った。僕は、なるほど、と同意する。
観察は、他者に関心を持ち、その世界をよく観て、よく耳を傾けることである。それはすなわち、自分自身を見直すことにもつながる。観察は結局、自分も含めた世界の観察(参与観察)にならざるを得ない。
観察は、自己や他者の理解や肯定への第一歩になり得るのである。」
※以上、想田和弘著『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』より。
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映画『Peace』観てから読むんだった!(笑)
想田和弘:
“観察映画”監督。『選挙』『精神』『Peace』が各国の映画祭で受賞。想田和弘にはずれナシ!
http://documentary-campaign.bl……gspot.com/
http://twitter.com/KazuhiroSoda
著書を拝読して、想田さんのやさしいまなざしは自らの体験がもとになっているのだなと、あらためて納得。ちなみに、母が亡くなった頃にとある児童虐待事件があって、それに対する私のtweetを想田さんが拾って下さいました。うれしかったし、はげまされた。その後『精神』のティーチ・インに行って、そこでも私の拙い質問に真摯に答えて下さいました。ありがたや。その時に、私の友人の質問に答えて「やさしさだと思います」って言った想田さんの言葉は今も胸にしまってあります。
いまだに『精神』と『精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける』はまだ見返せてない(勇気が出ない)のだけれど、見返せた時が本当に乗り越えられたときだろうなって思っている。
私の『選挙』『精神』レビューは下記。
http://fuzzmaster.jp/wp/2010/05/27/2231/
http://fuzzmaster.jp/wp/2010/12/04/2406/
ジョー山中
「戦い続ける男達へ」
私の尊敬する友人×2
「結婚しました!」
前職で大変お世話になった二人が結婚したのだ!ともに心の底から尊敬している友人で、だから本当にうれしい!お世辞抜きで私の理想の人なのだ二人とも!
思うこと
どれも私の落ち込みとは関係なさそうな名言に見えますが、たとえ傷ついても、傷つけても、コミュニケーションを諦めたら終わりだってことは、母の死から学んだこと。それでコミュニケーションが終わってしまうとしたらそれはとても悲しいことだけれど、でもそこからまた学んで生きるしかない。その強さは、決してコミュニケーション上手ではなかった母が、教えてくれた。
それから、なんでも受け入れるやさしさは、父から学んだ。仕方のないことは仕方ない。でも諦めじゃなくて、受け入れたいなと思うよ。
あと、情熱。それは恩師から学んだ。
私はなんでも人よりできるようになるのが遅いけど(そうは思われてないみたいだが・笑)、hard to liveって思うこともしばしばだけど、そんでも生きるよ。