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Archive for 雑記

見上げてごらんよ、夜のスタアを。

Karl Friedrich Schinkel - Stage set for Mozart's Magic Flute

Karl Friedrich Schinkel - Stage set for Mozart's Magic Flute


今年もはやオリオン座の季節になりましたなあ。
なんとか1つ、見ましたよシューティング・スタア。
灰色の切れ間にきらりと。

まあ星を見るのってたいていの人は好きですよね。
ずっと見ていると本当につかめそうな気がしてね。
わかっているのになんだか手を伸ばしていたりしてね。

星座版Google Earthみたいなのがあったのでご紹介しときます。
いまこの場所から見た星空がわかります。結構楽しいです。
Stellarium
http://www.stellarium.org/wiki……ページ


学生時代の夏休み、ペルセウス座流星群が見られる時期に
山の中でバイトしたことがありました(長野か山梨あたり)。
空が大きくて、空気が澄んでいて、何もなくったって星空は美しくて。
社員のおじさんの車で高台まで行って、みんなで寝っ転がって眺めたなあ。
星空を焼き切るように走るまばゆい流星がいくつも。
普通の日だって流れ星を見られそうなところだからなおさらで、
それはもう、ものすごく興奮した記憶があります。

夏の夜空ものんびり見られていいですが、
冬は冬で空気がキーンとしていて星のまたたきがいっそう奇麗です。
明るい星も多いので。
オリオン座の他にも大きい流星群があって、
双子座・獅子座あたり、だったかな?
ステキですよ。寒くて長時間見るのは大変だけど。


小学生の頃、星座(とそれにまつわる神話)に興味を持ちまして、
当時は割と詳しかったんですがもうすっかり忘れちゃったなあ。
見つかった星をマッピングしたりしてたなあ。

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください。


↑今読むと、神々やりたい放題です。
モンスターエンジンの「神々のあそび」もあながち嘘ではないというか、
大人しすぎるくらいです・・・。
子供向けのもっとソフトなやつを読んでたのかなあ。
話も面白かったけど、挿絵(古星図の絵)が好きだったんだな。


それにしても昔は夜ってもっと暗かった気がするなあ。
今より2・3割は多く見えてたんじゃないかなあ。

ルーベンス「四大陸」

ルーベンス「四大陸」

ルーベンス「四大陸」


ルーベンスつながりということで、私が生まれて初めて観に行った展覧会で、生まれて初めて絵画の素晴らしさに感動したのがピーテル・パウル・ルーベンス「四大陸」です。上野の国立西洋美術館で開催された「西洋の美術展」、幼稚園か小学校低学年の頃のことです。

実際に「四大陸」だったのかどうかは今となっては定かではありませんが、その時買ってもらって後生大事に持っている絵ハガキが「四大陸」と「キリストの割礼」なので、おそらく間違いないでしょう。この2作は印象が結構違うんですが、広く知られているルーベンスのイメージは「四大陸」のタッチじゃないかと思います。


呼び物であるモネ「睡蓮」シリーズが壁のたっかいところに数点飾ってあって、それはまあ確かにきれいだったんだけど、さほどの感動はなく、それよりもルーベンスの描き出すやわらかくて今にも動き出しそうに血の通った人物群(おそらく神々ではありますが)、この素晴らしさに目と心を奪われたのでした。アニメ『フランダースの犬』で絵描きを志すネロもルーベンスが大好きで、「そうだよね、ネロ!いいよね、ルーベンス!」と当時激しく共感した覚えがあります。

人物というのも子供の私にとっては風景よりも興味を引く対象だったろうし、そういう原体験もあってか、いまだに観るのも描くのも人物画が好きです。
ルーベンスには宗教画やギリシャ(ローマ?)神話を題材にとった群衆画が多く、そのどれをとってもそうですが、とにかくデッサンが崩れない。だから自分がすうっとその空間に入り込める。絵の中に。だから好きです。

この「人物デッサン正しい系」「神々しい系」絵画の系譜としては、フェルメールデューラーホルベイン、なんかもたいへん好きです。フランツ・ハルスの描く市井の人々というのもまた素晴らしいです。ミケランジェロダ・ヴィンチも。挙げればきりがありません。それから神々しさとは対照的ですが、ジェリコーにも眼光鋭いばあさんを描いたダークな絵があって、素晴らしいんです(狂人シリーズとして他にもいくつか肖像画を描いています)。


ちなみにネロが最期に見たのは「キリスト昇架」「キリスト降架」の2枚だそうですよ。
http://www.salvastyle.com/menu……oss_a.html

ベリー胃痛。

真夜中に激しい胃痛で目が覚めた。
そのうち寒気までしてきて、熱を測れば38.5度。
これが流行りのフルかしら。ついにもらっちゃったのかしら。
でも咳もくしゃみもないし、胃の炎症による発熱っぽいけど・・・。
うだうだ考えながら寝返りを打ち続けること数時間、結局明るくなるまで寝付けず。

昼過ぎに起きると痛みはひとまず治まった。でも熱はまだ引かない。
まずは体力優先と、おにぎり一つをおそるおそる食べ、胃薬、解熱剤を飲む。
で、再びひたすら寝る。

そんなかんじでいま4日目なんだけど、
胃にはまだ違和感、熱は夜になると1度くらい上がるが、
まあほぼ正常。
でもまだ、いつもの半分くらいしか食べられない。

ごはんを食べるのが怖いなんて初めてだなー。
好きなように食べられないって、なんて切ないんだ…(ノД`)


というわけで予定を3つ棒に振ったこの連休はドラクエ9に勤しみ、
人生で初めてドラクエをクリアしました。やったー。
・・・と思ったらまだまだ続くの?まじか・・・。

ルーベンス

2009.09.18-21.47.43 2009.08.31-20.33.30

ルーベンス、と言っても、ネロがパトラッシュと最期に見たあの絵を描いたルーベンスではなく、ひと昔前はセナやシューマッハとともに戦い、今もなお走り続けて今期なんと2勝もあげているというF1ドライバー、そうルーベンス・バリチェロです。17年目のシーズンで、通算280戦超と歴代1位の参戦数だそうです。すごいね。あ、思いのほか若い!まじか!

F1、シューマッハがいなくなってからまったく観なくなっちゃったけど、だいぶ様変わりしてるんでしょうねー。知ってるドライバーもほとんどいなさそう・・・。今宮さんとか河井ちゃんとか森脇さんとかは、今も出ているんでしょうかね?

で↑上の絵は、ルーベンスではなく、もともとは中学〜高校くらいに雑誌をみて鉛筆描きしたアイルトン・セナです。当時の方が絵がうまかったんじゃないかしら?バリチェロの優勝がスポーツ・ニュースの上の方に載ってたのを見て、なーつかしーなーとMacで色を塗ってみましたよ。F1がニュースになるってのもまた珍しいなあ。日本GPは久々に観てみよっかなー。

走る走る

YouTube Preview Image
俺でもないし達でもないけど走るのである。

突然思い立ったのでシューズとキャップを買い、iPod片手に走り出した。というか歩き出した。


ABCマートのお兄さんにどんなシューズがよいか相談している時に、「そろそろ東京マラソンに向けて練習を始められる方も多いんですよ」なんて話になった。マラソンどころか私の目標は「体力の現状維持」、次いで「怪我しない」、もちろん「無理しない」、である(あわよくば「ダイエット」)。そもそも「現状の体力」というのがあきれるほどの低レベルさ、下手をすると小学生にすら劣るのではなかろうか・・・。情けなさのあまり「いえいえ、そんな大それた目標ではありませんよー。おほほ。ところでこの靴は・・・」とお茶を濁してすかさず話題を変えたのだった。

そういう「走り」である。


昔は気づきませんでしたが、走ると腰に響くんですね。腰が痛いので、まずアップがわりに10〜15分ほど汗をかくくらいのペースで歩いて、様子みぃみぃ走るかんじです。たまに飽きると、昔やってたサイドステップや腿上げや、ダッシュやらを織り交ぜつつ、まあほとんど歩いてます。
普段は気にもかけませんが、真っ平らな道ってあまりありません。だいたいは左右どちらかに傾斜しているので(それもかなり大きく)、気をつけないと足首イっちゃいそうです(足首にも古傷が・・・)。
腰と足首の他にも、姿勢正しく、腕振って、顎引いて、ここまで膝伸ばして、呼吸のリズムはこうで・・・など、普段にはない身体への意識の集中っぷり。そのおかげか、思っていたより飽きません。

車も人も多くない夜10時頃から走って(歩いて)います。歩くとだいたい15分と10分の、街灯も多く明るい2つのコースを見つけたので、そこを何周かして1時間程度で帰ってきます。いかんせん家の近くなので、たまに、ラストの直線をダッシュしてダウン替わりにぐだぐだ歩いているところを、後ろから「こんばんは」とご近所のおじさんにニヤニヤと声をかけられて、大変恥ずかしい思いをしたりもします。・・・もうちょっと遅い時間にしようかな。かっこよく颯爽と風を切って走れるようになったら昼デビューしたいと思います。


ちなみに、シューズによって走りやすさがぜんぜん違います。何足も試し履きしてさらには店内を走ってもみたので間違いありません(走るなよ)。怪我したくない人はちゃんとしたシューズを選びましょう。お店の人&ネットによるとNew Balanceがオススメみたいです。私のはNew Balance WR738J。クッション感とフィット感がよかったのでこれにしました。ランニング・シューズは見た目より機能重視のものが多いですが、NBの間寛平モデルはやたらとかっこいいですよ。
実際に何店舗か回った実感としては、どれを選んでいいか分からない人はムラスポよりはABCマートかその他スポーツ関連の大きいショップで、お目当てのシューズがある人はNB、Nike、Adidasなどのフラッグショップで買うのがいいと思います。私はそれほど大きくないABCマートで買いましたけど、ランニング・シューズの品揃えも豊富、店員さんの知識も豊富(当たり前といえば当たり前ですが)で、色々なブランド、種類のシューズが試せて便利でした。一方、私が行ったムラスポ2箇所にはランニング・シューズはほとんど置いてありませんでした(泣)。割と大きい店舗だったんだけどな・・・。ムラスポはファッション寄りなのでウェアを買うのにはよいかもです。

それから、夜でもキャップもかぶっていた方が便利です。目線が下がって顎が出ないし、車のヘッドライトもまぶしくないし、髪の毛もわさわさしないし、汗止めにもなるし。何より人目を避けられます(笑)。


その他、ネットで検索すると、シューズやウェアのことから、正しい走り方、1ヶ月でこれだけ走れるようになるトレーニング方法、運動と体重等の記録を付けられるブログなど、いろいろあって便利です。これを読んで、万が一、うっかり、走ってみたいと思った方は、いろいろ調べてみて下さい。