Home mail me! RSS

回転かっこいい。

4年に1度の木村公宣のためにスラローム観ました。むろん生でな!

木村公宣ブログ
http://kimukimi.com


日本選手、残念だったー。


10年前くらいかなあ、フジテレビで「Ski TV」というのをやっていて、アルペン回転のワールドカップ全試合を放送していたんですが、あれが好きで。あの頃、日本が誇るトップ・スラローマーとして燦然と輝いていたのが木村公宣でした。いやあ、あの人の滑りは本当にかっこよかったんだなあ。大回転とかにも出場しちゃうようながたいのいいヨーロッパ選手が多い中、鹿のようにしなやかに滑り降りてくる姿がなんとも美しかった。選手生活の後半(長野オリンピックの頃)は大きい病気や怪我で、なかなかよい成績は残せなかったのだけれど、でもかっこよかったんだなあ。途中棄権とかも少なくて、安定してたしなあ。全盛期はもちろん常に第1シードですよ常に!一度表彰台にも上がってます。

今日も名前が出てましたが、アルベルト・トンバが大活躍していた時代です。銀メダルのコステリッチとか、ちょっと残念だったベンヤミン・ライヒなんかも当時から活躍していたんじゃないかと。いまだ現役、しかも当時からトップ・レベルのままってすげー、と思いました。

ウィンタースポーツ系の人は昔から割とフリーダムな人が目立ったりしますが(注目度が低いために他の競技の選手のようには“訓練”されていないから、その受け答えが目立ってしまうということも大いにあると思います)、そんななか木村公宣は若い頃から物腰ジェントルメンでした。今日の解説もやたらと丁寧だったなあ(笑)。でも的確だったなあ。やっぱり一流選手だねえと思いました。そうそう、木村公宣も「優しい」滑りでしたよ。


あの当時、彼に次ぐ若手として期待されていたのが、平沢岳、皆川賢太郎、佐々木明でした。そうかー皆川賢太郎も引退かあ。佐々木明は昔はかなり調子の波があって、攻めにいく分途中棄権も多かった印象だったのですが、今日は落ち着いた滑りに見えました。成長したんだねえ、当たり前だけど。しゃべり方は・・・変わってないんだねえ(笑)

天候が悪かったのもあって、いまいち盛り上がりに欠けた感もある今回のオリンピックでしたが、ああ、やっぱりスラロームは興奮するなあと思いました。速い人の滑りは素人の私にでもわかるし、ルールだって単純明快だし、楽しいんだなあー。


近頃はスポーツ中継ってめっきり減った気がします。つまんないクイズやらお笑いやら情報番組よりもはるかに面白いんだけどなあ。Ski TV然り、ツール・ド・フランス然り、サッカー然り。ダイジェストなんかじゃ物足りないんだ!フルで見せて!(でも今回の中継映像はちょっとひどかった。ゴール直前が柱の陰ってどういうことだよ!正面から撮れよ!)


4年後の解説は皆川賢太郎になるんですかね?イケメンだしなあ・・・。うーん、でもやっぱり日本アルペン界の第一人者として、そこは木村公宣でお願いしたいですよ!(あ、岡部さんの解説も好きだったけど!)



———-
どうでもいいんですが、アイスランドのビョエルビン・ビョエルビンソン選手の名前が気になって仕方ない。ビョエルビンソンの「ソン」にはいったいどんな意味が?「男の中の男」的なニュアンスで、「ビョエルビンの中のビョエルビン、オレがほんとのビョエルビン」って解釈はやはり間違っているのか?(ビョエルビン家のビョエルビン、もしくはビョエルビンの息子のビョエルビンてのが妥当?)ていうか名前の付け方がぞんざい過ぎやしないかご両親。そもそもアイスランドって何語だ。アイスランド語でいいのか?やっぱりbjorkと同じ綴り?ああ、検索すらかなわない・・・。

↓いた!
Bjoergvin Bjoergvinsson
http://www.vancouver2010.com/o……175Ms.html

↓名前の「ソン」は、やっぱり息子ってことらしい。てことは親父もビョエルビン!
http://www.google.co.jp/search……前+ソン

———-
さらにどうでもいいんですが、合間に出てきた小倉さんの知識の詰め込みっぷりに驚嘆する。嘘だ!絶対観てきてないだろ!とは思うけど、付け焼き刃にしたって詳し過ぎ(っぽく)て、もうなんだか「そういう」人ってことで、アリだと思うよ!

Share

コメントする