Home mail me! RSS

ディック・フランシスの競馬シリーズ。

ディック・フランシス(菊池光 訳) 『障害』 ハヤカワ文庫 1982年
ディック・フランシス 著(菊池光 訳)『障害』ハヤカワ文庫 1982年

ミステリー小説というジャンルはあまり読まないのですが、
学生時代、昔ながらの古本屋でアーサー・C. クラーク目当てに
1束100円で購入した文庫の中にたまたままぎれていた一冊。

先日アーサー・C. クラーク死去のニュースを目にした折に、
そういえば最近「競馬シリーズ奇蹟の復活!」
なんて新聞広告を見かけたなあとふいに思い出したのですが、
どうも復活したのは昨年末らしい。
また忘れそうなのでメモっとく。

早川書房 ハヤカワ・オンライン – 競馬シリーズ
http://www.hayakawa-online.co…….ies_id=402


競馬シリーズったって、競馬分かんないし・・・
と当時もしばらくの間放置していたんだけど、これが実に面白い。

本業は公認会計士というアマチュア騎手が主人公の(そんなんありか)、
日本語の“競馬”からイメージされるのとはちょっと違う
なんだかハイソな世界とその洗練された文章にわくわくさせられ通しで、
一息に読み終えてしまったのを覚えている。
菊池光の訳がまたすばらしいんだなあ。

なんだか全巻揃えたくなってくるなあ。

Share

コメントする