※写真はマーク・ジェイコブス外観&ホテルの窓から見たMarket St.(Subwayがありました)
1. 店頭で商品を破壊する。
2. Muni Metro – F Lineを探せない。で、駅員半ギレ。
3. シビック・センター〜テンダーロイン付近をうろつく。
番外. パスタ激マズ。
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1. 店頭で商品を破壊する。
Fillmore St. にあるマーク・ジェイコブス(お土産ーな品揃え)で、お土産に最適なホタテ・シェイプのコンパクト・ミラー(プラスチック製・$3〜4程度)を落っことし破壊(蝶番外れる)。即座にアジア系イケメン定員がフォロー「問題ないよ、僕に渡して」と助けられる。「Oh, I’m sorry」こちらも即座に謝罪。「手に持っているのは買うのかい?じゃあ、僕がレジを打つからこっちへ」他の店員と喋りながらのまったりアメリカンな対応でしたが、無事お会計を済ませてくれました(さばけなかった$100紙幣も受け取っていただき、大変助かりました)。テーブルに「破壊した」商品が置いたままだったので、最後にもう一度ジェスチャーを交えつつお詫び「I’m so sorry for this.」。「気にしないで」と、“Broken”と書いたメモ書きを巻き付けささっとしまってくれました(・・・ていうかうざかっただけか?)。この場を借りて、誠に申し訳ない。
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2. Muni Metro – F Lineを探せない。で、駅員半ギレ。
F Lineが探せず、乗り方も分からず、Muni Metro – Civic Center Station構内を右往左往。で、改札口の駅員に電話越しに聞いてみる。「Hello, あー、where is the F Line?」「アップステアがうんたらかんたら」早くて聞き取れず・・・。取り敢えず中に入るか。「How can I get in?」「通り抜ければいいんだよ」なんだか怪訝な目をしている。チケットなりお金を入れんでいいの?それで儲かりまっか?と、こちらも負けずに怪訝な目で応酬。「とにかく、ただ行きゃあいいんだよ。Just through.」駅員ますますしかめっ面になるので、取り敢えず改札をそのまま通ってみる。通れる。なぜだ・・・。改札を抜け、さらに右往左往上に下に。地下2階まであったけど、F Lineのみ見つからず。一体どこだい・・・。探せないので地下2階の駅員に再度たずねる「Excuse me, where is the F Line?」「地上だよ」なぬ。オン・ザ・グラウンドとは・・・。15分ほどでようやく乗り場を発見いたしました。(あやうく逆方向に乗るところでしたが・・・)
後から知りましたが、前日に近くの橋が事故で落ちたため(まじです)、その日は終日Muni Metro/Busは無料だったようです。知らんかった。その日Metro/Busに乗る際には運賃を払う準備をしていたんだが、「とっとと乗れよ」的に手をひらひらされていたのはそういうワケだったのね。車社会だなあ。
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3. シビック・センター〜テンダーロイン付近をうろつく。
SF初日、食事をUnion Square付近でとろうということになり、ホテル(Civic Center真ん前)前のMarket St.をまっすぐ行けばすぐだねーと思い立ち、徒歩にてひた歩く。が、1分後には「な、なんか・・・やばくないすか・・・?」路上生活者と思しき人々、突然喧嘩をおっ始める人々、見るからにジャンキーぽい人々、エロDVD販売店 e.t.c.・・・メイン・ストリートと思っていたけど、イコール青山通り、明治通りと考えてはいけないらしい・・・。とにかく日本にはまずない「ヤバイ」雰囲気満載なので、無言でひたすら通り抜ける。無事に通り抜けることに全力を、全神経を傾ける。Union Square付近まで行くと、通りを渡る人もぐっと増え、一安心。ほっ。
前に「テンダーロインはヤバい」というアメリカの小説を読んだことがあり(古い小説だったと思うんだけど)、小説で「ヤバい」って書いて通っちゃうくらいだからそりゃ当然ヤバいんだろうと、行く前から過剰にびびっておりました。でも、拳銃持った人が云々の怖さではなくて、煙やらお粉をお吸いになっていらっしゃる方、お注射大好き!なんて方が多い、そっちの怖さです。なので、昼間歩いている分にはなんの問題もないです(多少気を張っている必要はありますが)。夜でも遅くまで人通りはあるので、女性一人じゃなければそれほど怖くないとは思います。
アメリカの道路はどれも日本で言ったら大通りと言える広さなんで、日本にいる調子で「広い通りだから大丈夫だろう」なんて一本隣りの道に入ったりすると急に人通りがなくなったりします。実際、明るく緑あふれる住宅街っぽいところを歩いていたら、現地に住んでる友達が「この辺けっこう治安悪いらしいから急ぎ目で」なんていうので、「えぇっ!?」と思いました(確かに真っ昼間なのに人影はまったくなかった)。
それからSFが舞台の映画『幸せのちから』にも登場する、ホームレスの人々向けの無料のシェルターらしき行列も見かけまして、なかなか日本の街中では見られない渾然一体ぶりがとても印象に残ってます。若い女の子がテイクアウトした食べ物をホームレスの人に手渡していたりして、ああ、そういうのが普通なのねと思いました。
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話は逸れますが、買い物してたら「ねえ、あなた、これ私に似合うと思う?」なんて普通に話しかけられてびっくりしました。とりあえず親指立てて「Very good!」と言っておきました。でも、お店に入ってもまず「Hi」とか「Hello」とか挨拶するし(店員も客も)、知ってる人、知らない人、人種がどうとか関係なく、人がいたらとりあえずしゃべるでしょうってのが普通のことで、ああ大事だよね、なんだかいいねこういうの、って思いましたよ。高校生の頃に夜道を歩いていたら、後ろから黒人の人に「Hi」と話しかけられたことがあって、夜道だし、英語だし、とすごく驚いて振り返ったら、向こうもそんなに驚かれるとは思わなかったらしくて目を丸くしてしていたという、そんな出来事を思い出しました。彼が私を追い越していくまでの1〜2秒間、お互い見つめ合ったままでしたなあ(笑)。
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番外. パスタがまずい。死ぬほどまずい。
シビック・センターを無事通り過ぎたこの日、私が初めて食したアメリカ料理「ツナ・パスタ」激マズでした(イタリアンだがアメリカ料理だ、あれは)。友人曰く「ツナの生臭さが際だってるね・・・」。滞在中ずっとネタとされるくらい、神懸かり的なマズさ。Union Square、老舗John’s Grillの真向かいにあるJazzを聞かせるとか言うビストロ。行ってはいけない(笑)。いや、最悪行ってもいいがツナ・パスタだけは頼んではいけない。
Jazz Bistro at Les Joulins
http://maps.google.com/maps?q=……oc=A&iwd=1
割とどのレストランにも共通ですが、アメリカにはアルデンテという言葉はまだ輸入されてないらしいです(他の料理はおいしいと思っても、パスタは茹ですぎの店が多いです)。ナパ・バレー方面で立ち寄った割と雰囲気の良いイタリアン・レストランでも同様。うむむ。
郷に入りては郷に従え、SFに行ったら無難にシーフードを食べまるのがよさげです。フィッシャーマンズ・ワーフ付近で3回くらい食事したけど、シーフードはどこもおいしい(ツナ・パスタ以外)。John’s Grillのステーキもおいしかったなー。
John’s Grill
http://www.johnsgrill.com/
カポーティもヒッチコックもヒラリーもジョニー・デップも!
著名人多数来店の創業100年の超老舗です。
料理はもちろんお店もスタッフも大変素敵でした。
やはりガイドブックっていうのは馬鹿にできませんね!大当たりでしたよ。
ただ、やたらでかいステーキが出てきたりするので控えめに頼まないと大変なことになります。隣りに座った老夫婦(総白髪・70歳過ぎと思われ)が、一人一皿ぺろりと平らげてて驚きました。さすがアメリカ人。私なんかまだ20代にも関わらず「いや、もう肉とかいいわ」って思いますけど・・・。
チャイナ・タウンもあるのでおそらくチャイニーズもいけるはず(アメリカ人てチャイニーズ好きっぽいし。お店もいっぱいある)。あとは最悪掃いて捨てるほどあるファースト・フードで。