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Archive for 12月, 2010

事ここに至って、

買ったばっかの高級家具を焦がしたり(あうっ)、
ショックのあまり一晩眠れなかったり(ぬふっ)、
おかげで風邪ひいたり(げほっ)、
そのせいで楽しみにしてた約束2つも飛ばしたり(だはっ)、

・・・とまあそんなかんじの年の瀬ですが、
もう立ち直ったし、
おおむね元気にやっとります!


そこにいるやさしい人たちよ、
みんな、いろいろありがとう!
言いつくせないし、
うまくも言えないけど、
とにかく、そのへんぜんぶ、いろいろ、だ!

サンキュー!
アイラービュー!
アイウォンチュー!
アイニーヂュー!

今年もおつかれ!
来年もよろしく!

今年観た映画2010

初見、2度目、3度目…新旧含めて60本ほど。
もうちょっと観たような気もするけど忘れました。
あんまり新作観れなかったな。15本かな。
韓国映画も観れなかったー(『義兄弟』は来週観ます!カン・ドンウォンにソン・ガンホ!)。
年末にかけてもうちょっと増えるかも。


印象深かった映画&感想を少々。
日本版トレイラーではその映画の本質を伝えてないものもあるのが残念。
(TVで観たのも多いので、日本ではもう観られなそうな作品も多々あります)


『ピノイ・サンデー – Pinoy Sunday』 2009 台湾、日本、フィリピン、フランス
http://www.nhk.or.jp/sun-asia/……x.html#a01
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イケメン・ボンクラ&ちょいデブ・ボンクラ、
フィリピンが誇る愛すべきボンクラ2トップの、
泣けて笑える遅めの青春珍道中in台湾!
字幕無くても笑えるな!


『ハート・ロッカー – The Hurt Locker』 2009 アメリカ
http://www.hurtlocker.jp
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戦争ってあらゆる意味で破壊するのだ。人を。悲惨だ。戦争を肯定する気は一切ないが、でも、この主人公はヒーローだ。いや、恐怖を知って、自分の非力さを知って、ヒーローになったのだ。悪いのは戦争を起こす奴ら。合わせて『勇者たちの戦場』を観ることを強くお薦めします。



『精神 – Mental』 2008 日本
http://www.laboratoryx.us/mentaljp/
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序盤から涙が止まらなかった。「普通」から「普通じゃない」への境界線って、いつでも誰でも割と簡単に越えちゃうもので、しかも消えたり現れたりするなんともあやふやなもの。そのくせ一度線が引かれてしまうと、自力だけで元の場所へ戻ることはなかなか難しい。
目をそむけないこと。差し伸べる手。言うのは簡単だけど、正直私にはそのことを続けられるだけの強さがない。それに自分がこの先「普通」なままでいられるかどうか、確信も持てない。もしかしたら今すでに「普通じゃない」のかも知れないし。
そう考えると、支えられる人も、支える人も、どちらも独りにさせてはいけないんだと気付く。でも今の社会の仕組みでは、自分を、誰かを、最後の最後で救えるのって、助けを求めることを恥と思わない「ちょっとだけの勇気」を自分で持つことしかないのかも。どんなに辛くても、ディスコミュニケーションになってはいけないんだ。コミュニケーションから逃げたら多分私は生きていけない。
考えるきっかけを与えて下さった、出演者の皆さん、監督および協力者の皆さんに感謝します。



『パンドラの箱 – Pandora’s Box』 2008 トルコ、フランス、ドイツ、ベルギー
http://www.nhk.or.jp/sun-asia/……x.html#a03
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↑英語版すら無かった…。
結末がやりきれない。でもそれも、おばあちゃんにとって、家族にとって、どちらが幸せ(とは言い難いが…)かと考えると何とも言えず…。そして自分も同じ選択をしてしまうのかもという不安感に襲われる。ああ、犯罪を犯すときってこんな気持ちなのかも…。
観ることができた方は、ぜひ『精神』も。



『闇の列車、光の旅 – Sin Nombre/Without Name』 2009 メキシコ
http://www.yami-hikari.com
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あの場所に生まれていなければ、少年も、少女も、どんなに真っ当で、真っすぐな、光の射す道を歩んでいけただろう。ラストで少女がひとり電話口で口ずさむあの唄が忘れられない。どんなにか心強い歌だったろう。
組織に飲み込まれていく子供、その子の少年に対する裏切りが何より恐ろしかった(そもそも組織に忠実であるだけで裏切りとは思ってない。しかもその忠誠も恐怖ゆえ…)。『シティ・オブ・ゴッド』、『24: Redemption』あたりも合わせて観るといいかも。



『善き人のためのソナタ – Das Leben Der Anderen/The Lives Of Others』 2006 ドイツ
http://www.albatros-film.com/m……e/yokihito
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ラスト、本を手に取ったときの気持ちはいかばかりか…。生まれることは許されなかったはずの友情、絆に少しだけ救われる。『戦場のピアニスト』と一緒に観て下さい。


『キャデラック/俺たちの1,000マイル – Coupe De Ville』 1990 アメリカ
http://en.wikipedia.org/wiki/C……lle_(film)
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昔観て大好きだった映画、やっぱりイイ!
雷親父に頼まれて、ママの誕生日プレゼントのキャデラックを運ぶ三兄弟(超絶仲悪し!)による珍道中。トラブル&喧嘩の連続、でも最後にはほろりとさせるハートフル・ロード・コメディ(なんだそれ)。
『リトル・ミス・サンシャイン』のドラッグじいさんアラン・アーキン、『ホーム・アローン』の間抜けな泥棒ダニエル・スターン、『魔法にかけられて』『グレイズ・アナトミー』のパトリック・デンプシーなどが出演。私達が自慢されたいアメリカ&アメリカ映画がここにある!日本語版は中古のVHSしか手に入りませんが、損はなし!
トレイラー後半にも入ってますが、エンドロールで流れる「Louie Louie」カバー映像だけが謎。い、いらなくね?



↓ごたごた言わずにとにかく観ろ!

『イングロリアス・バスターズ – Inglourious Basterds』 2009 アメリカ
日本公式が無いなんて!→ http://www.inglouriousbasterds-movie.com
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日本版トレイラーでは伝わりませんが、この映画の見所は、第1章の不穏感、クリストフ・バルツの“まったくほれぼれさせるところのない、でも究極の悪役”の演じっぷり、ブラピの顎です。願わくはバスタードたちにもっと暴れてほしかった。


『第9地区 – District 9』 2009 アメリカ、南アフリカ、ニュージーランド
http://d-9.gaga.ne.jp
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ヴィカスはどうしようもなくイヤーなヤツだし、エビはキモいし、と思っていたが…小エビかわいーッ!ってあたりから色々ガラガラと!高台にひとり立つヴィカスの背中、そしてラスト・シーン…。ヴィカーーースッ、ほ、ほんとはおまえっ、くーーーっ!…っていう映画です。まずは観て下さい。
あのガシャーンガシャーンって戦闘マシーン、乗ってみたい!


『選挙 – Campaign』 2006 日本
http://www.laboratoryx.us/campaignjp/
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こっちに詳しく書きました。


他にも、ちょっと古いですが
『チョコレート』
『イージー・ライダー 』
『トム・ホーン』
『ライトスタッフ』
『ブリット』
『セルピコ』
『情婦』
『ユージュアル・サスペクツ』
『アパートの鍵貸します』
『七人の侍』
『隠し砦の三悪人』
など。

中でも名画と呼ばれるような昔の作品って、やはり脚本も、演技も、演出も、音楽も、本当にスマート。その一言で、その顔だけで、いやその後ろ姿だけで説明し切っちゃう、そういう素晴らしさがありますね(だから残ってるんだろうけど)。私が観たのだと、スティーブ・マックイーンとか、チャールズ・ブロンソンとか、黒澤明とか。

そういう意味では
『南極料理人』 2009 日本
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も、意図的に余白を作っていて素晴らしかったです。おっさんたちの青春ムービーでもあり(男の人が集まると歳がいくつだろうが男子校になるんだな!)。これが日本アカデミー賞にノミネートされない不思議さよ。



以下、覚えてるかぎり一覧。
各自ググって下さい(細かい間違いあるかも)。
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Grammy 2010 Nominees

グラミー賞ってたのしいよねー。
今年はエミネム祭りですね。納得。
The Roots (& John Legend)も結構ノミネートされてるのでまたよし!
Jay-Zの「The Blueprint 3」は今年だったのか!

今年は何となく勇気を力をくれるような楽曲が多いのは気のせいですかね?
世相でしょうか。
以下、ノミニーより気になった作品をば。
http://www.grammy.com/nominees
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絶対負けない

と一緒に唄ったら、泣けた。

酔っぱらって、ひとりで唄ったら、もう泣かない。

負けないのだ。

こんな日は泣かないでいるのだ!

帰り道

宮本浩次 / 絶対負けない男のノート
http://miyamotokohji.com